近日、弊所が代理した2件の知的財産案件が高い司法評価を受けた。具体的には、「クラッチアセンブリ」に係る発明特許権侵害事件は「最高裁判所知識産権法廷裁判要旨(2025)」に選出され、「宝樹堂」に係る商標権侵害および不正競争事件は「2025年煙台裁判所の知的財産司法保護十大事例」に選出された。

これらの入選は、司法機関から裁判価値を高く評価されたことを意味するとともに、弊所のサービス能力と案件処理品質に対する、業界やクライアントの信頼と評価の現れでもある。

● 特許権侵害の判断基準を明確化して、最高裁判所の裁判要旨に選出

「クラッチアセンブリ」に係る発明特許権侵害紛争案件において、弊所は特許権者の代理人として、裁判の全過程に関与した。技術対比、侵害認定、責任負担といった主要争点に焦点を当て、証拠チェーンを体系的に整理し、法律規定と技術的事実を踏まえた十分な主張を行った。

本件は最高裁判所知識産権法廷で審理され、2025年度の裁判要旨に収録された。本件は、部品関連の特許権侵害や幇助行為の侵害認定案件の審理に重要な参考指針を提供するものである。また、部品の製造・販売分野における知財コンプライアンスの境界線を明確化し、イノベーション企業の特許権保護および適法な権利行使について、明確な司法指針を示した。

● 悪意あるブランド侵害を厳格に規制し、煙台裁判所の典型事例に選出

今回選出された「宝樹堂」に係る商標権侵害および不正競争案件では、侵害者が長期にわたり悪意ある模倣および重複侵害行為を実施しており、侵害情状は深刻であった。

弊所は、商標専用権の保護、商品の包装・装飾の模倣、不正競争行為の認定、懲罰的損害賠償の適用といった点について、的確な立証と緻密な論証を行い、ブランド権利者の正当な権益と公正な市場競争秩序を守った。また、悪意侵害や重複侵害の抑止にも大きく寄与した。

本件は地方裁判所の年度知的財産司法保護典型事例として評価され、司法機関による知的財産権保護の強化や悪意侵害への厳格な規制という姿勢が示されるとともに、企業が広域的な権利保護や模倣対策を講じる際の実務的な参考例となっている。